学校でも、家庭でもない、第3の居場所を
川崎市にあるフリースクール「小さなおうちの学校」は、学校でも、家庭でもない「第3の居場所」をめざしています。
はじめてこの場所に来た子どもたちの多くが、開口一番に言う感想は、「なんだか、ただのおうちみたい…」というもの。
それは、私たちが大切にしている“安心感”が、空間や雰囲気ににじみ出ているからだと思います。
でも、実は「ただのおうち」とは一味も二味も違います。
子どもたちがリラックスして過ごせることはもちろんのこと、「居場所感」だけでなく、「学び感」も大切にしているのが「小さなおうちの学校」の特徴です。
なぜなら、「安心できる居場所」×「好奇心を刺激する学び」の組み合わせこそが、子どもたちの自己肯定感や意欲を自然と引き出してくれるからです。
日々の過ごし方は子どもによってさまざま。
お絵描きに没頭する子、カードゲームを通して友達との関わりを学ぶ子、先生と静かに本を読む子…。
それぞれのペースを大事にしながら、ゆっくりと「自分らしさ」と「学ぶ楽しさ」に気づいていける環境を整えています。
学校に行くのがむずかしい日が続いても、家にこもりきりになるのではなく、「ちょっと行ってみようかな」と思えるような、やさしくてあたたかい場所。
それが、「小さなおうちの学校」の願いです。
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