ひとりひとりの「できる」に寄り添うフリースクールの1日
朝の流れと学習について
1. 手洗い・調理からスタート
登校後は手洗いをして、自分たちが持ち寄った食材で朝の調理を行います(希望者のみ)。一緒に作るごはんには、食育や自立の要素がぎゅっと詰まっています。→フリースクールの給食は子どもが作る!好き嫌いが減る?食育と調理実習
↓調理の様子
2. 予定と学習の確認
毎月末とその日のはじめに学びの計画を立てています。登校後はその日の予定と持ち物をチェック。「今日は算数のここをやろう」など、自分で決めたことに取り組みます。
3. 基礎学習と探求学習(9:30〜11:00頃)
国語や算数などの基礎学習に加え、個人の興味に沿った探求型の学びも。異年齢での学び合いや、辞書や本を使って自力で調べる姿も見られます。疲れたときは休憩・リラックスタイムもOK。高学年や中学生は、自己管理や答え合わせにも挑戦します。学習の内容はファイルに記録して蓄積しています。
↓困ったときは年上の子が教えてくれます。
4.給食と休憩(12:00~13:00)
食後は↓カードゲームを使ってSSTを行うことも。
5.小学生合同学習(午前11:00~12:00・午後13:00~14:00)
異年齢の子どもたちが協力しながら活動します。アートや実験、表現、自然観察や外遊びなど、多様な学びの機会があります。言葉での表現が難しい子も、作品づくりを通じて少しずつ自己表現が可能になります。
↓図工好きなお子さんが多いので、毎日何か「つくる」「表現する」活動を行っています。
6. 健康と体力のサポート(午前11:00~12:00・午後13:00~14:00)
長期間自宅で過ごしていた子どもたちにとって、体力づくりも大切な支援のひとつです。「疲れた〜」から始まる毎日でも、少しずつ外での活動に取り組めるようになります。コロナ禍の「子どもロコモ」に似た症状にも配慮しています。起立性のお子さんも所属しています。
→こちらもご覧ください。晴れでも雨でも元気に運動!少人数制で体力と人間関係力を育てるスクールの工夫
保護者の声
よくいただくご不安
-
「家では全く学習していません…」
-
「見学に連れて行けるか分からなくて…」
-
「親子で一緒に通えますか?」
まずはLINEなどでお気軽にご相談ください。体験後には「早く通いたい!」と元気になるお子さんも多くいらっしゃいます。
実際にいただいた声
-
子どもが明るくなった
-
気分的に親が落ち着いた
-
家でも学習するようになった
-
生活のリズムが整った
-
子どもに“好きな場所”ができた
-
活動報告を学校と共有できるのがうれしい
-
友だちができて強くなった
-
食への苦手感がうすくなった
選ばれる3つの理由
1. 少しずつ慣れていける安心設計
見学からスタートし、家族と一緒に参加、短時間通学も可能です。新しい環境が苦手なお子さんも、無理なく馴染めます。
2. 一人ひとりに合った学びのスタイル
-
個人学習:学校の宿題やドリル、調べ学習、作品づくりなど。自分で計画して学ぶ力を育てます。
↓学ぶのに便利なツールを使うことも
-
チーム学習:アート、工作、運動、水泳、実験など。話し合って活動内容を決めることで、納得して参加できます。
3. 少人数で安心のソーシャルスキル育成
-
大人数が苦手なお子さんでも安心
-
異年齢クラスで自然な関わりを体験
-
必要に応じてピンポイントでSSTを実施
少人数制の良さについては、こちらもご覧ください↓
少人数・自宅型フリースクールの魅力|子どもに合った学び方を見つける|マンツーマンが苦手な子も安心
少人数学習の7つのメリット|自分で考える力・人間関係・やる気が育つフリースクール
こんなお子さん・保護者におすすめ
お子さん向け
-
少人数で友だち関係を学びたい
-
自分のペースで学習したい
-
日中に会える友達がほしい
-
食事に不安がある
※マンツーマン対応は行っていません。ある程度の行動統制が可能なお子さん向けです。必要に応じて療育機関のご紹介も可能です。
保護者向け
-
ゲームや動画から離れ、実体験を増やしたい
-
「不登校」をチャンスに変えたい
-
発達の多様性を受け入れたい
-
社会で活躍できる力を育てたい
「小さなおうちの学校」は、ただの居場所ではなく「自信」「生活リズム」「才能」「心」を開花させる場所です。
▶️ 活動の様子はInstagramでご覧いただけます → Instagram フリースクール活動紹介