小さなおうちの学校は、実際に川崎市中原区にある教室です。
オンラインでのサポートもしていますが、通学して友だちと学ぶことを大切にしたいと思っています。
理由1。通える教室はオンラインより「居場所感」が生まれやすい
お子さん向けのオンラインスクールは増えましたが、通えるフリースクールはまだまだ足りません。
直接会う方が意思疎通がしやすい
オンラインスクールは、心理的ハードルが低いのでスタートしやすいのが良さですが、実は直接会う方が、コミュニケーションが簡単になるなあと思っています。
オンラインでは、会話が難しい子もいますし、細かい表情は読み取りにくくなります。
たとえ会話が不十分でも、直接会うことで、表情や声色などを読み取りやすくなり、確実にコミュニケーションの質が上がります。
仲を深めやすくなります。
フリースクールに来て友だちになれた子たちも、もしかしたらオンラインでは表現が足りず、「友だち」と呼べるほどの関係にはなっていないのかもしれないですね。
自宅で過ごしていると、どうしても対人スキルを磨く機会が減ってしまいます。こちらのフリースクールに来るお子さんは物静かなお子さんが多いのですが、少しずつ自分の思いを伝えられるように経験を積んでいます。
たてものがある教室では、体と心の距離が近くなる
一緒に体を動かして、同じものを食べて触れ合って。助け合って。体の距離も近いと、心も近づきやすい。
お友だちを「好きだな」という気持ちや、「同じような友だちがいる」という安心感が生まれやすく、所属している「居場所感」につながります。
理由2.「居場所感」→自己肯定感につながる
学校に通っている子には「学校」や「何年何組」という居場所があります。
自分はそこに居ていいんだ、という安心できる成長の場です。
「不登校の子」が、「フリースクールの子」になることで、子どもたちは安心できるようです。「フリースクールに通うようになって性格が明るくなった」と聞いています。
お子さんの自己肯定感を育む基礎には「居場所」が必要です。
とはいうものの、まずは家を出るのが難しい…というご意見が多いです
外になかなか出られない子は、オンラインでつながることができます。
近くのお子さんは、訪問やマンツーマンから少しずつ。
こちらに通えるようにサポートします。
「家族以外と関わってほしい」
「友だちとコミュニケーションを取れるようになってほしい」
という親御さんからのお声も多いです。
こちらのフリースクールはとても少人数です。
難しいことですが、外に出て人と接する機会をもてるように。
社交スキルが上がるようにサポートしています。