こちらのフリースクールでは、異学年学習をしています。
少人数での、個に応じた学習(自立学習)です。
マンツーマンの方が落ち着いて過ごせる、という子もいると思いますが、
少人数指導の良さもあると思います。マンツーマンにはない、少人数グループの良さを考えてみました。
マンツーマンにはない、少人数学習での7つのメリット
「自分で考える時間」が生まれる
少人数学習では、マンツーマンには不足しがちな「自分で考える時間」が生まれます。
頼りすぎず、ほどよく困ったときにフォローが受けられます。時には自力で考えて試行錯誤する経験も大切です。
少人数で人間関係を学べる
大集団が苦手な子も、少人数で関わる経験を積むことができます。
大人になれば、異年齢の少人数チームで仕事をすることは、よくあります。
少人数で過ごす能力は、可能であればあった方が便利ですし、無駄にはなりません。
ホームスクーリングで不足しがちな「対人スキル」を、身につけることができます。
プレッシャーが少ない
マンツーマンでは、子ども一人で先生と向き合うので、孤独な気分になることもあります。
その点、少人数学習では先生からの注目が多少ゆるむスキもあり、マンツーマンのようなプレッシャーがない状態で過ごすことができます。
みんなの前で輝ける
少人数では、他の子からほめられるチャンスがあります。家庭でほめられるのとはまた違った経験です。自信につながります。
いろんな考えがわかるようになる
いろんなタイプの子の中で、それぞれの考えを聞くことができます。自分とは違う考え方を知ることで、世界が広がります。
やる気が出る
お子さんたちの様子を見ていると、マンツーマンより友だちがいる方が、学習ペースがアップするなあと思います。
家庭では学習する気が出なくても、他の友だちが学習しているのを見たら、なんとなく自分も学習しなければならない気がしてきた…など。友だちを意識するからこそ頑張れる、というところは確実にあります。
先の学習がわかる・過去を振り返ることができる
これは「異学年学習」の良さかもしれませんが、一緒に取り組んでいる年上のお子さんの学習内容を見て、先の見通しをもつことができます。
また、上学年のお子さんは、下のお子さんに教える場面もあり、復習ができます。なおかつ、自信をもつこともできます。
さいごに
少人数での学習の良さを考えてみました。
ここまで書いてみて…
学習はもちろん大切ですが、結局のところ「友だちに会いたくて通いたくなる。続けたくなる。」というのが、一番のよさかもしれなあと思いました。