晴れでも雨でも元気に運動!少人数制で体力と人間関係力を育てるスクールの工夫

雨の日の運動場所は?

雨の日の運動場所は、次の2択です。当日の朝にみんなで相談することが多いです。

①子ども文化センター 遊戯室(徒歩5分)
ドッジボール、卓球、バドミントン、フリスビーなどを実施。子文さんには、いつもお世話になっております。

②新丸子公園(高架下)(徒歩3分)
…雨でも安心な屋根付きエリア&遊具あり

雨の日でも思いきり遊べる、本当に恵まれた環境です!

↓こちらは、雨の日の「ラジコン鬼ごっこ」の様子。

少人数だから、運動の機会がたっぷり

少人数制のフリースクールだからこそ、広々としたスペースで思いきり体を動かす時間がしっかり確保されています。ひとりひとりに目が行き届きやすく、その子に合わせた声かけやフォローができるため、安心してチャレンジできます。

汗をかくほどしっかり動けることで、日常生活では得にくい達成感リフレッシュ感を味わえます。また、投げ方や逃げ方といった基本的な動作を段階的に学ぶことで、運動技能の定着も早まり、「できる!」という感覚が育ちます。

特に、運動が苦手(と思っている)お子さんほど成長が早い気がしています。今まで運動を避けてきた子も、人目を気にせず、のびのびと自分の力を発揮できる環境だからかもしれません。

異年齢の交流で、成長加速

年齢の異なる子ども同士が関わることで、自然な助け合い憧れの気持ちが生まれます。年上の子は年下の子に優しくアドバイスをしたり、お手本を見せてくれます。一方で、年下の子は「自分もやってみたい」「あんなふうになりたい」と意欲的に取り組み、小さな失敗・成功体験を積み重ねていきます。

ときには悔しい思いもしながら、「自分は自分」(できても、できなくても)という感覚。内面の成長もつながっていきます。

この「できない自分を感じる」という経験は、学校に行っていないお子さんにとっては欠けやすい部分です。自己を認識する上でとても大事なところだと思っています。

晴れの日は公園でチームプレー!

天気の良い日には、近隣の公園でのびのびと体を動かしながら、仲間との関わりを深めています。鬼ごっこやドッジボールなど、ルールのあるチーム遊びを通して、「作戦を立てる」「声をかけあう」「役割を分担する」など、協力の土台を自然に体験的に学んでいきます。

遊びのなかで自然にリーダーシップが生まれたり、うまくいかなかったことを共有することで、ただ楽しいだけでなく、他者との関わり方にも深みが出てきます。

「譲る」ことが苦手な子は、譲る経験を。
「負けたくない」「失敗が怖い」子も、少しずつ挑戦できるようになります。

晴れの日に行く主な公園リスト

・下沼部公園
・丸子通公園
・御殿町公園
・まるっこ公園
・土手(多摩川沿い)

※いずれも徒歩5〜8分圏内。乳幼児さんの数、遊びやすさと安全性を考慮して選定しています。

「待つ」「譲る」「助ける」…社会性を自然に育む遊びの時間

チームでの活動には、思い通りにいかない場面もあります。しかし、そうした時こそ、「どうすればうまくいくかな?」「譲った方がみんなが楽しめるかも」といった気づきが生まれます。

大人から教えられるのではなく、体験を通して学ぶからこそ、子どもたちは本当の意味での思いやり調整力を身につけていきます。

このような日々の小さな経験の積み重ねが、将来の集団生活や人間関係において、大きな力になります。

小さなおうちの学校の子どもたちも、将来的にはチームの一員として仕事をする大人になるはずです。そんなときに、「おうち学校での経験が生きる力になっている」と思ってもらえたらうれしいです。

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